SEO(検索エンジン最適化)。ホームページを持ったらせっかくなので見てもらいたい。そう思うのは当然のことだと思います。人から見てもらうために大事な要素のひとつは、検索エンジンから自分のホームページを見つけてもらうこと。今回、JimdoではSEO設定画面の一新し、さらに新しい機能も追加しました!
1. カスタムURL(Pro/Business)
JimdoPro/JimdoBusinessをご利用の方には新しい機能が追加されました。各ページに自分の好きなURLを設定できる「カスタムURL」機能です。
なぜこれが大事なの?
Jimdoのシステム構造上、URLはナビゲーションで設定した名前と連動していました。より簡単を目指しているJimdoにとって、これがもっとも簡単にページに関連するURLを設定できる仕組みでした。
サンプル:
例えばJimdoでオリジナルグッズを販売しているJimdoGoodiesのホームページでナビゲーションのページ名に「スタッフが厳選するおすすめ商品」と設定するとURLは自動的にナビゲーションと連動して次のように設定されました。
URL: http://jp-goodies.jimdo.com/スタッフが厳選するおすすめ商品/
新しいカスタムURL機能を利用すれば、URLを自由に変更して覚えやすいURLにできます。
URL: http://jp-goodies.jimdo.com/pickup/
カスタムURLでどんなメリットがあるのか?
URLは短い方が良い?シンプルにわかりやすく覚えやすく
URLは基本的には短い方が良いとも言われますし、過去にはGoogleのプロダクトフォーラムで「管理上2000文字以内(長い!)の方が好ましい」とGoogleの方もおっしゃっていました。真相がどうなのかは色々な諸説がありますが、シンプルに考えるならアクセスする人にとってこのページがどんなページか「わかりやすい」方が良いですし、なによりも「覚えられる」方が良いのかなと思います。その他にも、名刺や広告に印刷する際や、 SNSでページを投稿するときに短い方がわかりやすいですよね。
どうしてもナビゲーションで名前を変えなければいけなくなって・・
別のアドバンテージとしては今まで利用していたURLを継続して利用できることも挙げられます。どうしてもナビゲーション名を変更しなければいけないケースが発生したら(JimdoJapanもたまにあります)、今まで外部のホームページ、もちろん印刷物に設定していたURLを探し当て変更しなければいけません・・・。過去にどこでURLを設定したか覚えていない、だからいたしかたなく別のページを作成して、どこで使われているか謎の消せないページを今でもとりあえずキープなんてことありませんか?そんな時にもカスタムURLを利用すれば今後は悩む必要がありません。
検索エンジンにこのページURL登録されてますが・・・
上のどうしてもナビゲーション名を変えなければいけないケースが発生した時に検索エンジンに対して何ができるでしょう?最悪ページにアクセスできなくなりました・・なんてことも起こりかねません。検索エンジン上でも「このページ人気あったけどなくなったんだ」と判断され検索対象から外れるなんてこともありえます。こんなお悩みもカスタムURLだったら解消されます。
特に日本語が待ち望んだこの機能
実はこの機能はJimdoを日本で展開しはじめた2009年から待ち望んだ機能でした。特に2009年後半からTwitterやFacebookなどSNSが日本でも流行り、たくさんのページがSNS上で流れてきました。SNSをご利用のJimdoユーザーの方なら一度は経験したことがある、そしてこの機能を待ち望んでいたはずです。なぜなら先ほどのJimdo Goodiesのページを貼り付けると次のようになっていたからです。
URL: http://jp-goodies.jimdo.com/スタッフが厳選するおすすめ商品/
URL: http://jp-goodies.jimdo.com/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%95%E3%81%8C%E5%8E%B3%E9%81%B8%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E5%95%86%E5%93%81
長いです・・・。
この長いURLがカスタムURLを利用すれば、こんなにシンプルでわかりやすくなります。感動さえ覚えるシンプルさです。
ヒント
カスタムURL機能は便利な機能ですが、すべてのページに適応すべきものではないとご理解ください。突然の変更やURLを短くしたい場合には効果的ですが、URLとそのページの中身が紐付いている方が見る方にとってもわかりやすいのも事実です。検索エンジンにすでに登録されている場合など、無理な変更により今までの結果を維持できなくなる場合もありますのでご注意ください。
2. リダイレクトURL (Business)
JimdoBusinessでは新しく指定したURLにアクセスがあった場合、違うページに転送されるリダイレクトURL機能が追加されました。
今利用しているURLを変更した時、もし変更前のURLにアクセスがあった際、新しく変更したURLへ転送されるほか、別のサービスでホームページからJimdoにお引越しをする際、今まで利用していたURLにアクセスがあった場合でも、問題なくJimdoのページを表示できます。
リダイレクトURL機能を有効的に使う
リダイレクトURLをプロモーションに
例えばあなたが何か商品を販売していて特定の商品だけ特別なセールを行う場合にも長いURLを用意しなくてもだいじょうぶです。例えばJimdo GoodiesでJimdoオリジナルレザートートバッグの特別ページを作るなら次のようなURLになります。
http://jp-goodies.jimdo.com/オンラインショップ/バッグ/jimdoレザートートセール/
リダイレクトURL機能だったらこれも簡単にできます。
http://jp-goodies.jimdo.com/special-sale/
http://jp-goodies.jimdo.com/特別セール/
ページの移動やホームページの構成を練り直す
ナボゲーションの整理やホームページの構成を行った場合、URLにも同様のことが発生します。ナビゲーションの構成をいじると同時にURLもナビゲーションと連動して変更されるからです。そんなときでもリダイレクトURLは頼もしいお供になります。構成を変える前の検索エンジンに登録されていたURLが新しいURLとして登録されるまでに時間がかかる場合もあるので、元々の URLへのアクセスに対しても、リダイレクトURLで新しいURLを設定しておけば期間損失も減ります。
3. SEO管理画面の一新 (全プラン)
新しいデザイン。新しい構成。
SEOを簡単に行うために過去Jimdoでは色々な機能を追加してきました。その結果、効果を生むための管理画面が複雑になり、一見ものすごく難しそうな画面になっていました。
今回のデザイン一新により、入力する項目や、設定結果が簡単にわかるようになりました。表面を一新した裏で、こっそりとシステムの構成も変更してより早く安定した画面にもなりました。
設定項目の整理
新しい管理画面に対してお気付きの方も多いかもしれませんが、今回のデザイン変更に伴って、今まで設定項目に用意していた「キーワード」がなくなりました。Googleなどの検索エンジンでは、数年も前からキーワードを重要視せずに、ページ内の内容を重視していると言われています。逆に意図的に過剰にキーワードを追加している場合は、スパム行為と判断されて、せっかく設定したものがマイナスに評価されているケースも少なくありませんでした。そのため検索者にも目の見える、SEOにも効果的なページタイトルとページ概要(ディスクリプション)に機能を絞りました。
今回はSEO管理画面の一新、カスタムURL、リダイレクトURLの3つをご紹介いたしましたがいかがだったでしょうか?このお知らせはあくまで機能のご紹介でしたが、効果を生む設定は皆さま次第です。JimdoサポートセンターではJimdoでできるSEOの設定も紹介しているので合わせてご覧ください!2015年のJimdoはお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、かなりのスピードで新しい機能を追加しています。もっと便利でもっと楽しく。皆さまのホームページにちょっとでもお役に立てたら幸いです!