待ち望んでいたユーザーも多いかもしれません。
JimdoにSSLサーバー証明書が導入され、2016年12月20日(火) 16:00より順次、Jimdoで作られているすべてのサイトをHTTPS対応へ変更いたします。
これは、ウェブサイト上の情報通信が暗号化され大切なデータが安全に保護されるということで、サイトオーナー・利用するユーザー、両方にとってうれしいニュースです。この対応でみなさまにどんなメリットがあるのかを解説いたします。
・SSL / TLSとは?
SSL/TLS とは、インターネット上でやりとりされる通信データを暗号化し、通信の盗聴(※) やデータの改ざんから大切な情報を守るための技術です。SSLに対応しているサイトのURLは https:// から始まるので、URLを表示するアドレスバーで確認することもできます。
※盗聴=通信中のデータを第三者に盗み取られること
・HTTPS対応になると何が良くなるの?
情報通信時のリスクを回避し、より安全にウェブサイトを利用することができます。
- ネットショップに必要な個人情報
- 問い合わせフォームで受けた質問
- ログイン時に使用したパスワード
このように他者に知られたら困る情報をインターネット上でやりとりする際、暗号化をした上で通信をしてくれます。暗号化されていないデータは、通信時に盗聴されたり抜き取られてしまうと中身を解読され、その瞬間に危険に晒されます。情報が暗号化されていることで、万が一盗聴されても中身を読み取られることはありません。
・他にもこんなメリットが
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ユーザーに安心感を与える
「セキュリティで保護されているサイト」は、ユーザーへ安心感を与えます。情報を大切に扱っているサイトとして信頼にも繋がるでしょう。特にネットショップやフォームなど情報を入力することに対して不安感を与えません。
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SEOの観点でも有利に
Googleはサイトのセキュリティを重要視し、HTTPS対応のサイトを優先してインデックスすると発表しています。いくつかの要素の一つなので簡単に検索順位が上がるとは言えませんが、サイトがHTTPSに対応していることは必須になりつつあります。
・どうすればHTTPS対応になるの?
2016年12月20日(火) 16:00 より順次、すべてのサイトが自動でHTTPS対応となっていきます。HTTPS対応となったサイトは、アドレスバーでの表示が以下のように変わりますので、ご自身のサイトが対応されたかを確認してみてください。
Before
http サイトは、左の図のようなアイコンがURLの前に表示されており、クリックすると「このサイトへの接続は保護されていません」とメッセージが出ます。
After
https サイトは、URLの前にカギのマークが付き、https の文字が緑色になっています。これがHTTPSに対応しているサイトの目印です。
以上の図はGoogle Chromeのブラウザの例ですが、FirefoxやSafariなども同じように、URLの前にカギのマークが表示されるようになります。
・カスタマイズしている方はご確認ください
- 手動で[ヘッダー編集 ]や 各項目の[HTML編集]へ記述を行なっている場合
- 外部サービスを[ウィジェット/HTML ]で利用している場合
表示するページ内に[http://]ではじまる項目がある場合、該当ページはHTTPS対応にはなりません。HTMLの編集で[http://]からはじまるコードを手動で入力している場合や、HTTPS未対応の外部サービスを利用しているページは、お客様ご自身で [https://] へ記述を変更するか、もしくは別の外部サービスを利用する必要があります。該当する方はアドレスバーにエラーメッセージが表示されますので、以下のサポートセンターで詳細を確認しながら、記述の変更をお願いします。
Jimdoでサイトを持つこと、Jimdoで作られたサイトを利用することがより安全になりました。これからも安心して、Jimdoをご利用ください。