「ホームページアドレスってどうやって決めればいいの?」
「URLとかドメインとか、ホームページアドレスとどう違うの?」
ホームページ作成時にホームページアドレスを決めるのに悩む人は結構います。アドレスとは、「住所」という意味ですが、手紙も住所がなければ届かないように、ホームページアドレスがなければ、あなたのホームページの存在を誰かに教えることができず、訪れることもできません。
しかし、ホームページアドレスは、居住地としての住所と違って自分でアドレスを決めることができるぶん、どんなアドレスにしたらいいのかと悩んでしまう人も多くいます。
そこで、
- ホームページアドレスとは? ホームページアドレスの基礎知識
- ホームページアドレスを決める時の注意ポイント6つ
- 独自ドメインを取得したほうがいい理由と取得の3つのステップ
をご紹介します。
これを読めば、ホームページアドレスの重要性がわかり、ホームページアドレスの決め方から独自ドメインの取得の仕方までわかります。
これからホームページを作ろうと思っている方はもちろん、すでにホームページを作ったが、独自ドメインを取得しようかどうしようか迷っている方にとっても有益な情報です。ぜひお読みください。
<目次リストを追加する領域>
1. ホームページアドレスとは? ホームページアドレスの基礎知識
ホームページアドレスとは、ホームページ(Webサイト)の位置を示す住所です。ここでは、ホームページアドレスの基礎的な知識をできるだけわかりやすく解説します。
- ホームページアドレスの役割
- 「ホームページアドレス」「URL」「ドメイン」の違い
- 「.com」「.jp」等の違い
インターネットを使い始めて日が浅い方が疑問に思うことが多いことを重点的に解説しますので、できるだけ、専門用語ではなく平易な言葉で解説します。
1-1. ホームページアドレスの役割
繰り返しになりますが、ホームページアドレスはインターネット上の住所のような役割をしています。自分のホームページを見てもらいたい時などに、名刺やチラシなどにホームページアドレスを表記することでホームページを見てもらうことができます。
ホームページを見る行為のことを「訪問する」と表現する場合がありますが、現実の世界のように家(ホーム)に訪問するのと同じと捉えるとわかりやすいかもしれません。住所がわからなければ訪問することができないのは、ネットの世界も同じです。長くて複雑だったり覚えにくいホームページアドレスは、見ようと思っていた人に入力が面倒だなと思われてしまって、なかなか訪れてもらえなくなってしまいます。
ホームページアドレスの決め方については、2章でくわしくご紹介します。
1-2. 「ホームページアドレス」「URL」「ドメイン」の違い
ホームページアドレスによく似ている言葉として、「URL」と「ドメイン」があります。この違いをくわしくご紹介します。
■ URL
URLとは「Uniform Resource Locator」の略称で、日本語に訳すと「統一資源位置指定子」となります。「ネット上の住所」といった意味になります。つまり、URLとホームページアドレスは、ほぼ同義語ととらえて構わないでしょう。厳密な違いを言えば、URLとは「住所を示す書式」のことを指し、ホームページアドレスは「住所」を指します。名刺などに「URL」と書かれていたら、ホームページアドレスのことだと解釈して大丈夫です。
■ ドメイン
ドメイン(domain)の元々の意味は、範囲や領土、領域などです。インターネットの世界でドメインと言われた場合の意味は、URLと同じく「ネット上の住所」といった意味になります。しかし、ドメインの場合は、指し示す部分がURLより狭くなります。
たとえば「http://abcdefg.jp」というURLの場合、「abcdefg.jp」の部分がドメインに当たります。ドメインはドット(.)で区切られていますが、前後で違いがあります。
「abcdefg.jp」のドットの前を「ドメイン名」といい、自分の好きな言葉にできます。この例の場合は「abcdefg」の部分です。「abcdefg.jp」のドットの後を「トップレベルドメイン」といい、すでに決まっているドメインの種類から選びます。この例の場合は「.jp」の部分です。
オリジナルのホームページアドレスを取得するという場合に、考えなくてはいけないのは「abcdefg」の部分です。トップレベルドメインについては次章でくわしく紹介します。
1-3. 「.com」「.jp」等の違い
「.com」「.jp」等の違いについて解説します。前の章でご紹介した通り、この部分は「トップレベルドメイン」と呼ばれています。
世界のどこからでも取得可能なドメインを一般トップレベルドメイン(gTLD)と呼びます。「.com」や「.net」「.org」等が一般的によく知られています。gTLDは非常にたくさんの種類があり、ドメイン取得時の価格やランニングコストにも違いがあります。
国や地域を表したドメインを国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)と呼びます。アメリカなら「.us」日本なら「.jp」のように決まっています。ccTLDのうち「.jp」は汎用JPドメインと呼ばれ、日本国内に住所を持つ組織・個人・団体が取得可能となっています。
つまり、「.com」は世界中の会社・組織や個人が取得できますが、「.jp」は日本国内に住所があることが条件となるのです。
わかりやすくまとめました。
(gTLD)一般トップレベルドメイン(.com/.net/.org など)
取得制限はないので、未登録のドメインであれば何個でも取得できる
(ccTLD).jp
「凡用JPドメイン」とも呼ばれており日本国内に住所があれば誰でも取得できる。取得制限はない
(ccTLD)属性型JPドメイン
「.jp」で終わるドメインのうち、機関や組織を表したドメインを「属性型JPドメイン」と呼ぶ。1つの組織が登録できるドメイン名は1つの種別につき1ドメインのみ。1つの組織で異なる種別のドメインを取得することは可能
co.jp……法人企業のみ取得可能(株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社など)
or.jp……社団法人、財団法人、医療法人、社会福祉法人、宗教法人、特定非営利活動法人など
go.jp……日本国の政府系機関、各省庁所轄研究所など
ac.jp……学校、大学など
ne.jp……ネットワークサービス提供者など
独自ドメインをホームページに設定したい場合のトップレベルドメインの選び方についてですが、それぞれ特長・登録要件や料金などが異なりますので、よく検討して選びましょう。
2. ホームページアドレスを決める時の注意ポイント6つ
ホームページアドレスを決める時の注意ポイント6つご紹介します。
- 一度決めたら変えられない
- すでに他の人が使用しているアドレスを使うことはできない
- できる限り短くて覚えやすい長さにする
- 企業(店舗)の名称やサービス内容、地域がわかりやすいものにする
- アドレスに使用できるのは、アルファベット、数字、ハイフン(-)のみ
- 格安のトップレベルドメインは避けたほうが良い
ホームページアドレスは、個人で自由に決められるとはいえ、さまざまな制約がありますし、一度決めたら継続的に何年も使用するものです。企業等であればよく検討し、慎重に決めるようにしてください。
2-1. 一度決めたら変えられない
ホームページアドレスは一度決めたら容易に変えられません。どうしても気に入らないという場合には、新たにホームページアドレスを作り直しすることは不可能ではありませんが、設定をし直す作業が必要となります。
ホームページアドレス作成に必要なドメイン取得に再度費用がかかることになるので、ムダな出費となり、アドレスの再設定にも手間がかかり非常に面倒です。ホームページアドレスを載せた名刺やチラシをすでに印刷していたら、全て作り直しをすることになります。
ホームページアドレスは、後から後悔することがないように慎重に決める必要があります。
2-2. すでに他の人が使用しているアドレスを使うことはできない
すでに他の人が使用しているアドレスを使うことはできません。現実世界では別の場所なのに同じ住所が存在することがあり得ないように、インターネット上でも同じ住所は持つことができません。
ホームページアドレスの場合、現実の世界で使われる住所と違うのは、自分で決めることができるということ。できるだけ自分のオリジナリティを表現する単語をアドレスに使うことで他者と被ってしまうことが防げます。
たとえば、個人事業主であれば、自分のフルネームをアドレスにしてしまうといった決め方ができます。しかし、他人と被らないようにと考え過ぎて意味のない数字やアルファベットの羅列にしてしまうと逆に覚えてもらえなくなるので注意しましょう。
同じ名前が使えないからと名前に数字を付け加える人もいますが、スパマー(スパム/迷惑メールを発信する人および事業者)がよく使うテクニックなので、これも避けましょう。
2-3. できる限り短くて覚えやすい長さにする
ホームページアドレスは、できる限り短くて覚えやすい長さにしましょう。ネットでホームページを検索する場合には、一文字ずつ手で入力する必要があるので、覚えやすく短いほうが入力ミスが防げるからです。
とはいえ、犬(inu)や猫(neko)のような、短くて一般的な単語のみをアドレスにするのは非常に難しく、すでにアドレスが取得されていることがほとんどです。できるだけ固有名詞をアドレスに使用するのが得策と言えるでしょう。
企業であれば企業名、店舗であれば店舗名をアドレスにするのが一番わかりやすく、他人と被る可能性も低いのでおすすめです。個人事業主であれば、氏名やペンネームにするのがおすすめです。
2-4. 企業(店舗)の名称やサービス内容、地域がわかりやすいものにする
企業(店舗)の名称やサービス内容、地域がわかりやすいものにすることも大切です。企業名や店舗名だけでは、他社とかぶってしまうこともあるからです。
シンプルな企業名の場合、同名で異業種の会社が複数存在していることもあります。そういった場合には、企業の所在地や業種を企業名の前後に入れてわかりやすくします。
■ たとえば「株式会社XYZ」という社名で、重複している企業がたくさんある場合
本社所在地(例/千葉県船橋市)をアドレスに追加する(船橋市内に重複社名がないのであれば)
「http://xyz-funabashi.com」
としてみたり、会社の業務内容(例/賃貸不動産会社)がわかるように
「http://xyz-iesagashi.com」
とするなど、各企業がさまざまなアレンジを加えることで独自のアドレスを作り出すことができます。
知名度の高い商品がある場合は、社名よりも商品名をホームページアドレスにしたほうがいい場合もあります。顧客は商品名の方が覚えやすいので、ホームページアドレスも覚えてもらいやすくなるからです。
2-5. アドレスに使用できるのは、アルファベット、数字、ハイフン(-)のみ
自分で決めることができるホームページアドレスですが、気をつけたいのはアドレスに使用できるのは、アルファベット、数字、ハイフン(-)のみだということです。
最近になって、日本語で登録できる独自ドメインも登場しましたが、日本語を理解できないユーザーは閲覧することが難しくなりますし、海外を視野に入れたビジネス展開を考えているのであれば、一般的な英数字のみのホームページアドレスにしておいたほうがいいでしょう。
繰り返しますが、基本的に使用できるのは、上記の通り、アルファベット、数字、ハイフンのみです。残念ながら、かわいいマーク類や記号類は一切使えませんので、気をつけましょう。
2-6.格安のトップレベルドメインは避けたほうが良い
格安で売られているトップレベルドメインは避けたほうがいいでしょう。なぜなら、格安で売られているトップレベルドメインは、スパム(迷惑メール)を発信する人や事業者がよく使うからです。特に企業の場合は信頼性を損ねますから絶対に避けましょう。
ネット検索していると、さまざまなトップレベルドメインがあることに気づくと思います。しかし、大手企業や信頼されている有名なサイトの場合、ほとんどが「.jp」あるいは「.com」を利用していることにも気づくと思います。
格安トップレベルドメインは、場合によっては100円以下でも手に入れることができ、維持費も安価にできるのですが、その代償として信頼性を疑われることになります。個人事業主であっても、信頼性を落とさないためには、格安のトップレベルドメインは避けたほうが無難です。
3. 独自ドメインを取得したほうがいい理由と取得の3つのステップ
独自ドメインを取得したほうがいい理由と取得の3つのステップをご紹介します。
ドメインには無料で取得が可能な共有ドメインもありますがデメリットが多く、長期に使い続けるのであれば独自ドメインのほうがメリットが多いので、ぜひこれを読んで独自ドメインを取得してください。
独自ドメイン取得は3つのステップで簡単にできます。
- オリジナルのアドレスを数個考えておく
- ドメイン販売サイトでドメインを購入する
- ドメイン購入後、設定作業を行う
いますぐにドメイン取得の準備を始めましょう。
3-1.独自ドメインを取得したほうがいい2つの理由とデメリット
独自ドメインを取得したほうがいい理由は2つあります。
- 信頼感が増す
- SEO上の効果がある(検索順位に影響する)
また、デメリットもありますので、取得前によく検討するようにしてください。
3-1-1.信頼感が増す
独自ドメインのメリットは信頼感が高くなるということです。なぜなら、オリジナリティが高いホームページアドレスだからです。
ドメインには共有ドメインと独自ドメインの2種類があります。
共有ドメインは、レンタルサーバや無料ブログサービスなどで無料で利用できるのがメリットですが、複数の利用者で共有するドメインなので、ホームページアドレスの表示は
「 《自由に決められる文字列》.《共有する文字列》.com」のようになります。
たとえば、共有する文字列の部分が「rentalblog」だった場合、
・個人の山田太郎さんがホームページアドレスを登録した場合「yamadataro.rentalblog.com」
・株式会社XYZがホームページアドレスを登録した場合 「xyz.rentalblog.com」
となり、共有する文字列を外したり変更を加えることはできません。似たような名前の人や重複する社名があると、非常にまぎらわしいホームページアドレスになってしまいます。
独自ドメインは、有料で取得する「世界でひとつしかない」ドメインなので、圧倒的に他社との差別化が図れますし、企業であれば顧客からの信頼感が高くなります。
わかりやすく表現すると、共有ドメインは「マンションの一室」、独自ドメインは「一戸建て住宅」に例えられます。共有ドメインは、住所を借りている状況とも言えます。
ここで、共有ドメインと独自ドメインのメリットとデメリットを比較しておきましょう。
メリット | デメリット | |
共有ドメイン |
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独自ドメイン |
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3-1-2.SEO上の効果がある(検索順位に影響する)
独自ドメインにすることで、ネット検索した時の検索順位に影響があり、SEO上の評価が高くなります。なぜなら、SEOの評価はドメインと密接に結びついているからです。
たとえば、無料のブログサービス会社Aを利用してホームページを運営していて、Aがサービス提供を終了し記事が全て消えてしまったとします。ホームページアドレスも共有ドメインであれば、この時点で消滅します。
次に別のBというブログサービス会社にまったく同じ記事を再度アップしてホームページを作り直しした場合、ホームページアドレスも再度作り直しになるので、SEOの評価も最初からやり直しになってしまいます。
独自ドメインを使っていれば、利用していたブログがサービスを終了してしまったとしても独自ドメインは残ります。このドメインを使って再度記事をアップすれば、以前のSEO評価を引き継ぐことができます。
独自ドメインを使ってホームページを構築し、時間をかけてコツコツとSEOの実績を積み上げていけば、検索エンジンから高い評価を得ることができるのです。
3-1-3.独自ドメイン取得のデメリット
独自ドメイン取得のデメリットは、コストがかかることです。さらに継続して利用するためには、ランニングコストも必要となります。
各ドメイン販売会社では、複数年契約を行えば、料金を大幅に割引にするなどのお得プランを用意していることが多く、クレジットカードの登録をしてクレカ払いを選択しておけば、自動更新をしてくれる会社もありますので、契約の前によく確認するようにしましょう。
3-2. 独自ドメイン取得の3つのステップ
独自ドメイン取得の3つのステップをご紹介します。
- オリジナルのアドレスを数個考えておく
- ドメイン販売サイトでドメインを購入する
- ドメイン購入後、設定作業を行う
基本的にアドレスさえ決めてしまえば、あとは、ドメイン販売サイトの指示に従って購入し、マニュアルに沿って設定作業を行うだけで独自ドメインのホームページアドレスが設定できます。
3-2-1. オリジナルのアドレスを数個考えておく
まずは、自分が使いたいホームページアドレスを数個考えておきましょう。多めに用意する理由は、自分が使いたいドメインがすでに使われている可能性もあるからです。
すでに使われているかどうかは、ドメインの販売会社のサイトで検索してみれば、可・不可の結果がすぐにその場でわかります。人気のドメインは早い者勝ちになることもあるので、思いついたらあまり時間をおかずに購入してしまうことをおすすめします。
3-2-2. ドメイン販売サイトでドメインを購入する
ホームページアドレスを用意したら、ドメインの販売会社で購入します。ドメイン販売会社は数社ありますが、ここでは、比較的知名度が高いドメイン販売会社を3社ご紹介します。
料金比較は、トップレベルドメインの中でも特に人気の高い「.com」と「.jp」に絞ってご紹介します。
各社定期的にセールやキャンペーン等を行うことが多く、ご紹介金額よりもかなり格安で取得できる場合もありますので、各サイトでよく確認してください。
会社名 | お名前.com | ムームードメイン | スタードメイン |
特徴 |
運営は東証1部のGMOインターネット株式会社 ドメイン登録実績2,200万件を超え、国内シェアはナンバーワン。希少価値のあるプレミアムドメインや、中古ドメインの販売なども行なっている |
運営はGMOグループのGMOペパボ株式会社 WHOIS情報公開代行は無料。レンタルサーバーとの親和性も高く操作も簡単。個人でサイトを持ちたい方や中小企業におすすめ | 運営は京都市のネットオウル株式会社 無料サーバー付属なのでドメイン登録後すぐにドメイン利用が開始できる。料金の支払いは「ネットオウルプリペイド」を購入する |
.com 料金 |
760円 2年目以降 1,290円 |
1,160円 2年目以降 1,480円 |
880円 2年目以降 1,180円 |
.JP 料金 |
2,790円 |
2,049円 | 2,360円 |
Whois情報 公開代行 | あり | あり | あり |
*2020年3月13日調べ(料金は変更になる場合があります)
■ Whois情報公開代行とは?
Whoisとは、ドメインの保持者の氏名、住所、電話番号などの登録者情報を誰でも閲覧できる情報提供サービスです。登録者情報はICANN(※)より一般公開することが義務づけられています。
Whois情報公開代行サービスをご利用いただくことで、ドメイン保持者の登録情報から「お名前.com」の情報に代えたうえで一般公開することができます。これによりドメイン保持者のプライバシーが保護されます。
※ICANN:ドメイン名などインターネットの各種資源を全世界的に調整することを目的とした民間の非営利団体。
Whois情報公開代行は、個人でホームページを運営する場合などには、プライバシーを守るためにも必ず設定をするようにしましょう。
料金はクレジットカード払いと現金払いで差がある場合もありますので注意してください。各会社ごとにクレジットカード払いで複数年契約をするとお得になるプランが用意されていることがほとんどです。更新忘れをしてしまうと一時的にホームページにアクセスできなくなってしまうので、更新忘れがないように気をつけましょう。
3-2-3. ドメインを購入後、設定作業を行う
ドメイン購入後に設定作業を行います。購入しただけでは、ドメインをホームページに適用することはできないからです。サーバー側で設定を行い、ホームページのデータと取得したドメインを結び続ける作業を行う必要があります。
設定方法は契約しているサーバーごとにくわしいマニュアルが用意されていることが普通ですので、マニュアルに従って設定を行えばホームページアドレスの設定は終了です。
4. まとめ
ホームページアドレスは、インターネット上の住所のような役割をしています。
独自ドメインを使ったホームページアドレスは、世界にひとつだけのドメインとなるので、信頼度が高くなり、SEO的にも高評価となりますのでぜひ取得することを検討してください。
最後にホームページアドレスを決める時の5つの注意ポイントを復習しておきましょう。
- 一度決めたら変えられない
- すでに他の人が使用しているアドレスを使うことはできない
- できる限り短くて覚えやすい長さにする
- 企業(店舗)の名称やサービス内容、地域がわかりやすいものにする
- アドレスに使用できるのは、アルファベット、数字、ハイフン(-)のみ
ホームページアドレスは、一度決めたら継続的に何年も使用するものです。変更するのは非常に面倒な作業が必要となりますので、よく検討し慎重に決めるようにしてください。