「自分の会社を紹介するホームページがない。今のところ大きな不利益は感じていないけれど、このままで大丈夫だろうか?」
現状、あなたは「会社のホームページ」を持っていないのですね。
現時点では、取り立てて大きな損失や不具合はないが、自分では気づかない「大きなデメリット」があるのかもしれないと考えて、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
結論からいえば、今の時代、会社のホームページは絶対に持つべきです!
デメリットを感じていないかもしれませんが、結果的に「大きな機会損失」に繋がっているので注意するべきといえるでしょう。
今回の記事では「ホームページがない会社のデメリット」を徹底解説いたします。
「自社のホームページを作るか否か判断したい!」と考えている方のお力になれる記事です。
加えて、知識ゼロでもその日のうちにホームページを作ることができる「無料のホームページビルダー」も3つご紹介いたします。この記事を読めば「ホームページ」に関する悩みを一挙に解決することができます。
それでは早速、ご覧ください!
<目次リストを追加する領域>
1. ホームページがない会社には5つのデメリット(機会損失)がある!
第1章では、ホームページがない会社が受ける「デメリット(機会損失)」について詳しく解説いたします。ポイントは5つあります。
- 優秀な人材を確保できない
- 競合他社との競争に負ける
- 新規取引が増えない
- 宣伝広告費がかかる
- 接客や電話対応などの人件費がかさむ
上記のポイントを1つずつ、解説していきますね。
1-1. 優秀な人材を獲得できない
ホームページがない会社は「優秀な人材」を確保することが極めて困難になります。
なぜならば一般的に、ホームページが無い会社は「怪しくて信用できない会社」だと思われがちだからです。
Yahoo!知恵袋をのぞいてみると「ホームページがない会社」に対するイメージがどのようなものなのか、確認することができます。以下が代表的な質問例です。
・HPが無い会社は怪しいのでしょうか?
出典:Yahoo!知恵袋
ざっくりと内容を説明します。
質問の相談者は「就職活動中の学生」です。とある会社への就職を希望してエントリーしたところ、先方から面接の案内をもらったとのことです。自分にはもったいないくらい好条件の会社なので、嬉しいと思う反面、この会社には「ホームページがない」のだといいます。
そのため「何だか怪しい会社だ」と感じており、面接にいくべきか悩んでいるということです。
この質問からは「とてもよさそうな会社だけど、ホームページがない会社だから面接にいくのは怖い」という悩みが読み取れます。
この時点で、選考に進むのをあきらめる学生も少なからずいるのではないでしょうか。
加えて、選考が進んでいく中で「内定」を獲得できたとしても、最終的な入社を躊躇する学生も出てくる可能性は十分に考えられます。
端的にいえば「ホームページがないことで、採用したい人材を取り逃がしてしまう」可能性が高いといえるでしょう。
類似する質問は、Yahoo!知恵袋にいくつも散見されました。
ざっと見渡しただけでも、似たような質問は他にも3つありました。以下の通り、ご確認ください。
・公式HPのない会社はブラックの確率が高い?
出典:Yahoo!知恵袋
・ホームページが無い会社・・・
出典:Yahoo!知恵袋
いかがでしょうか。
どの質問も「ホームページがない会社」にたいへんネガティブな印象を抱いていることがよくわかります。
このように、普段は何の問題を感じていなくても、会社の存続・発展を左右する「人材採用」においては、しばしば大きな「機会損失」になるのです。
1-2. 競合他社との競争に負けて売上が減少する
ホームページがないと「競合他社との競争に負けて売上が減少する」といったデメリットもあります。
野村総合研究所・ICT・メディア産業コンサルティング部が発表した「インターネットの日本経済への貢献」という資料に、興味深いデータがあります。
出展:野村総合研究所
文献の「Webサイトの保有率と売上」については「強い相関関係がある」と指摘されています。つまり「ホームページを持っている会社は売上が高いが、持っていない会社の売上は低い」ということです。
ホームページを持っていない会社は、競合他社との競争に負けて、売上が減少してしまう可能性が高いといえるでしょう。
1-3. 会社の存在自体を認知してもらえないので新規取引が増えない
ホームページがない会社は、会社の存在そのものが認知されづらいです。なぜならば現代において、新規の取引先やパートナー企業をみつける手段は「インターネット経由」で行うことがほとんどだからです。
それゆえ、新規の取引先を増やすことがきわめて困難になるでしょう。
たとえば皆さんは、どのような手段で「新規の取引先やパートナー企業」を探しますか?
新しい取引先を見つける場合「取引先や知人からの紹介」も考えられますが、条件に合った取引先とは限らないのですよね。あまり効率的な手段とはいえない点で△です。
そこで、効率よく新規取引先やパートナーを探したい」という要望に応えるインターネットサービスがあります。それが「ビジネスマッチングサイト」です。取引先の条件を入力すれば、希望の条件にマッチした企業を検索できます。
全国の商工会議所や日本政策金融公庫、市町村などが「ビジネスマッチングサイト」を開設しています。
・ザ・ビジネスモール(運営:商工会議所)
たとえば「ザ・ビジネスモール」のサイトをご覧ください。
見ていただくとわかりますが、実にさまざまな企業が一覧になって登録されており、特定の条件を入力すれば瞬時に「候補企業」を検索することができます。
その際、注目したいのが「ホームページの有無」です。
基本ページには、会社名や電話番号などの基本情報が掲載されていますが、あくまで「必要最低限の情報」のみ。どんな企業なのか“人となり”をチェックすることができません。
そのため、企業の人となりをチェックする補完的な役割として「企業ホームページのURL」も掲載されています。
企業ホームページがあれば、その会社の「業務内容・強み・メリット」などを、ありありと具体的に把握することができます。ホームページの内容がよければ「この会社に問い合わせてみようかな」というキッカケにもなるでしょう。
しかし、ホームページがなければ「どういった魅力やメリットがある会社なのか」一切把握できません。
ホームページがないだけで、新規取引先の候補から外される可能性が高いというわけです。
「新規の取引のチャンスを完全に失ってしまう」のは非常にもったいない事態ですよね。
現代において、基本的な情報しか掲載されていない「タウンページ」を開いて新規取引先を見つけるような会社はほとんどないでしょう。
知り合いからの紹介にしても、まずはホームページをチェックしてから「取引するべきか」判断するのが一般的ではないでしょうか。
ちなみに、民間企業も「ビジネスマッチングサイト」を運営しています。それこそ、数え切れないほど無数に存在していますが、運営企業が情報収集の参考にするのは、まぎれもなく「企業のホームページ」です。企業のホームページがなければ、ビジネスマッチングサイトで紹介されることもないでしょう。
ホームページがないと、二重にも三重にも、機会損失しているといえますね。ホームページがある会社との競争に確実に負けてしまいます。新規の取引先を増やすことはきわめて困難だといえるでしょう。
1-4. ホームページが無いことでかえって「宣伝広告費」がかさんでしまう
ホームページがない会社は、ある会社と比べた場合「宣伝広告費」が余計にかかってしまうといったデメリットもあります。
たとえば、皆さんが自社の商品・サービスを宣伝して、新規顧客を獲得する場合、どういった集客手段を用いるでしょうか。
- 新聞の折り込み広告
- TV
- CM
- ラジオ
- ダイレクトメール
- ポスティング
- 雑誌への出稿
- 大型展示会への出展
ざっと挙げるだけでも、これだけありますね。
さて、これらの集客手段に共通していることは何でしょう。それはズバリ「コストがかかる」ということです。当たり前のことですが、これらの集客手段を用いる場合には、かならずそれなりの費用が発生します。
一方、ホームページについてはどうでしょう。
まず第一に、無料でホームページを作れるWebサービスがありますから、最低0円から制作できます。
くわえて、ホームページの存在を認知してもらう「広告出稿」についていえば、当然コストがかかりますが、必ずしも必要なモノではありません。一切広告出稿せずとも、ホームページを保有しているだけで新規顧客を次々と獲得している企業もたくさんあります。
持続的に発生するランニングコストは「ほぼ0円」にもかかわらず「数億円単位の売上を獲得している」といった企業もあります。
端的にいえばホームページは「ほぼ0円にもかかわらず無限の可能性を秘めた最強の集客ツール」ということです。自社のホームページを立ち上げれば、タダで24時間365日休みなく働いてくれる「凄腕営業マン」を雇うようなものといえるでしょう。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示されれば、それこそ毎日のように問い合わせが殺到するといったケースも珍しくありませんから、使わない手はないですよね。
ホームページは「メリットはあってもデメリットはない集客ツール」といえるでしょう。
1-5. 接客や電話対応などの件費がムダにかかってしまう
ホームページがない会社は、ホームページを持っている会社に比べて「人件費」が余分に発生します。
例えば、あなたの会社が「セミオーダー家具を作る会社」だったとしましょう。
その場合、顧客に確認するべき内容は、ざっと挙げるだけでもこれだけあります。
- 作る商品(テーブル・イス・子供用机・本棚・タンス など)
- 木材(ウォルナット・サクラ・ヒノキ・オーク・クリ・メープル など)
- 仕上げ加工の方法(塗装有り・塗装なし)
- 配送先
- 配送方法
- 費用の徴収方法
実際には、もっとあるかもしれません。いずれにしても、ホームページを持っていない場合、これらの項目をヒアリングし、接客する人材が必要です。つまり、人件費が発生するということです。
加えて、人件費を商品代金に上乗せする必要がありますから、商品そのものが「割高」になりますね。商品代金が割高になることを、顧客は望んでいるでしょうか。注文を確認する作業は必ずしも、人が行う必要はありません。接客されるすら、望んでいるとは限りませんよね。
消費者の立場に立てば「高品質な商品を低価格で手に入れたい」というニーズの方が大きいのではないでしょうか。
ホームページをもっていて「インターネット通販」するならば、人件費を丸ごとカットできますから、その分、商品価格に還元することができます。
ホームページを用いた方が、リーズナブルに商品を購入できるので、より消費者のニーズに適っているといえるでしょう。
いかがでしたか。
「ホームページがない会社には、5つものデメリット(=機会損失)がある」ということが、ご理解いただけたのではないでしょうか。
改めてデメリットをまとめますと、以下の通りになります。
- 優秀な人材を確保できない
- 競合他社との競争に負ける
- 新規取引が増えない
- 宣伝広告費がかかる
- 接客や電話対応などの人件費がかさむ
さて、この記事を読んでいる「今のあなたの心境」はどうでしょうか。
「会社のホームページは今すぐにも、作るべきだ!」といった強い感情に揺さぶられているのではないでしょうか。
会社の将来の成長性や売上拡大を願うならば、ホームページは必要不可欠なものです。
少しでも「ホームページの必要性」を感じたならば、是非一歩を踏み出してみましょう。
続く第2章では、IT知識もデザイン知識もない初心者の方でも「あっとういう間に最短1日で」ホームページを作ることができる無料のWebサービスをご紹介します。
今回紹介する3社については、サーバーやドメインの取得などの面倒な手続きが一切不要です。誰でもカンタンにホームページを制作することができるので大変オススメです。
「ひとまず『名刺代わり』になるようなホームページを立ち上げておきたい」と考えている方向けなので、どれを選んでも失敗しません。少しでも興味がある方は、是非チェックしてみてくださいね。
それでは早速ご覧ください!
2. 知識ゼロの初心者でもホームページが作れる!無料のWebサービス3選
第2章では、オススメのホームページビルダーを3つご紹介します。
今回紹介するホームページビルダーは、以下の観点でセレクトしました!
- サポート体制
- デザインのかっこよさ
- 1枚ペラのランディングページ
今回紹介するWebサービスに必要なのは「パソコン1台」のみ。パソコンさえあれば、その日のうちに、あっという間にホームページを立ち上げることができます。1つずつ、魅力を解説していきますね。
2-1. サポートが充実しているWebサービスを使いたい方にオススメ:ジンドゥー(Jimdo)
「ジンドゥー(Jimdo)」は、サポート体制が非常に充実しているホームページビルダーです。
普段、インターネットやITに触れる機会がほとんどない場合、いきなりホームページを作ろうと思っても、なかなかハードルが高いですよね。
「ジンドゥー(Jimdo)」ならば、分からないことがあった際に日本全国60カ所ある「JimdoCafe」に相談スタッフがいるので、いつでも気軽に相談することができます。
「うまくいかないけれど、メールで何を聞いたらいいのかわからない」「電話で聞いても、実際にはどう作業すればよいのかわからない」といった初心者の方も少なくないはずです。そういった場合には、直接、画面を一緒に見ながら「どうすればよいのか」サポートしてもらった方が確実ですね。
ホームページビルダーのなかで、これほどサポート体制が手厚い会社はありません。そのため、「IT知識がゼロに等しい。スムーズに作れる自信がない!」という方には「ジンドゥー(Jimdo)」が一番オススメです。
ちなみに、作り方も非常にカンタンです。
投げかけられる質問に答えていくだけで、ベースになる色やデザインがすべて完成しています。気に入らなければ、適宜修正しますが、そうでなければ、テキスト&画像を追加するだけで、その日のうちにホームページが完成します。
「ジンドゥー(Jimdo)」は170万人ものユーザーを有する“日本最大級のホームページビルダー”です。「圧倒的にわかりやすいユーザビリティ」も選ばれる理由の一つなのではないでしょうか。
ちなみに、1つパターンを作ってしまえば、パソコン・スマホいずれからも閲覧できるホームページが完成しますから、その点でも大変おすすめです!
2-2.洗練されたかっこいいホームページを作りたい方におすすめ: Ameba Ownd
出典:Ameba Ownd
続いてご紹介する「Ameba Ownd」は、洗練されたカッコいいホームページを作るのに最適なホームページビルダーです。
このWebサービスの場合、写真を大きく配置できるテンプレートが豊富なので「ビジュアルのインパクトが際立つカッコいいホームページ」を作ることができます。
美容室やカフェ、ECサイト、個人事業主のホームページとしては、もっともオススメできるホームページビルダーといえるでしょう。
また、ブログ機能もついているので、会社からのお知らせや日常の一コマをつづるような日記を公開することもできます。「無料でブログ機能がついたホームページビルダーを探している」という方にはもってこいといえるでしょう。
ちなみにAmeba Owndは、ジンドゥー(Jimdo)同様、レスポンシブ対応しています。そのため、1パターン作れば、パソコン・スマホから閲覧できるホームページが完成しますよ。
オシャレで洗練されたホームページを作りたい方、無料でブログ機能を使いたい方は「Ameba Ownd」を選びましょう。
2-3. 1枚ペラのランディングページを作りたい方にオススメ:Strikingly
出典:Strikingly
「Strikingly」は、1枚ペラのランディングページを作る際に最もオススメなホームページビルダーです。
プロが作るような「ハイ・クオリティなランディングページが作れる」という特徴があることから、一時、Webデザイナーの間でも話題沸騰となったWebサービスです。
その美しい仕上がりには業界人からも絶賛の声が寄せられています。「Strikingly」の紹介ページを見ると、ベストセラー作家やイラストレーター、起業家などのユーザーボイスが掲載されていますよ。気になる方はチェックしてみましょう。
名刺代わりに「オシャレでかっこいいホームページを持っておきたい」というデザイナーや個人事業主、クリエイターなどは「Strikingly」を選びましょう。
なお、作れるホームページはあくまで「ランディングページ」なので、基本的には1枚のページのみでシンプルに完結します。「多くの情報量を掲載したい」といった場合には適しませんので、ご注意ください。
なお「Strikingly」も、ジンドゥー(Jimdo)やAmeba Ownd同様、レスポンシブ対応しています。
1パターン作れば、スマホからもパソコンからも閲覧できるホームページが完成しますから、お手軽でオススメです。
3. まとめ
いかがでしたか。ホームページがない会社のデメリットや、自分に合った「ホームページ作成サービス」などについて、理解が深まったのではないでしょうか。改めてポイントを整理しますね。
ホームページがない会社には5つのデメリットがある
- 優秀な人材の確保ができない
- 競合他社との競争に負けて売上が減少する
- 新規取引先を獲得できない
- 宣伝広告費がかさむ
-
電話対応などの人件費が多くかかる
〇サポートが充実している人におすすめなホームページを制作できるのはジンドゥー(Jimdo)
〇洗練されたカッコいいホームページを制作できるのはAmeba Ownd
〇ランディングページを制作できるのはStrikingly
この記事が、ホームページを作るべきか否か迷っている方のお力になりましたら幸いです!