Jimdoの小林です。私はJimdoのビジネスに貢献するため、約1年このJimdoブログを書いてきました。このことは、読者であるJimdoユーザーで特にビジネスを展開されている方も同様で、ブログを書くということは、ご自分や会社のビジネスの手助けになるということだと基本的に考えています。
Jimdoには、ブログ機能があります。みなさん使っていますか? 「使ってみたいけど、ブログ書けないなあ…」なんてかたはいらっしゃらないでしょうか?
そこでブログを書くといっても、ただやみくもに書くよりも、効果的に書いたほうが読者に意図が伝わるはずです。今回の話は私なりのブログを書くための手段や方法について解説しています。
「ブログを書くのが得意でもない私が、どのようにしてブログを書いてきたのか?」「そもそもブログの書き始めはどうすればよいのか?」「文章の構成に悩む」といった問題を、自分なりの方法であらためて紐解き、ブログがうまく書けない人の悩みに答えることができれば、幸いです。
ブログを書く前にアイデアを整理する
ブログを書くときにありがちな失敗例として、「何も考えずに書き始めて支離滅裂な文章になってしまい、どう直せばいいのかわからない」というパターンが私の場合はよくありました。
そこで、やっぱり重要なのは「書く前に大筋を考えておく」ことです。
とはいっても、「それは分かるが、実はその大筋の部分が難しい」と思うかもしれません。本当にその通りです。ひとつの解決法として、なれるまでは型に当てはめて書いていくことをおすすめします。
型に当てはめて書いていくと、まず悩まない。次に何を書いていけばよいかがある程度わかります。その結果、脱線する恐怖がない。などの利点が生まれます。
私はブログを書く前に準備しておく大筋として、大きく以下の2つの項目が重要だと考えています。
ネタ取り
自分の中で旬な話題をピックアップする。話題をどう選ぶのか? どのように見せていくか?
構成
どういう順番で見せていくか? どういう構成がわかりやすいのか?
最低限この2つをしっかり押さえておけば、あまり悩まずに筆を進めることができるはずです。以下、項目ごとに説明していきます。
ネタ取り
まずは、ネタです。ネタがないとブログはなかなか書きづらいものがあります。では、どうやってネタを見つけるのが良いのでしょうか?
ジャンルや書く人の志向によって変わりますが、大きくわけてブログには次の2つの型があるように思います。
先取り型
まだ、実際には手にとって試してはいないが情報だけ先行してあるものや、ニュースとしてある情報をもとに独自の予想などを織り込んで情報の新しさで勝負するタイプ。
体験型
実際に手にとって試してみたり、筆者がとことん使いこんだ感想、リアルな経験をもとに深めの情報や、困っている人に有益な情報を提供するタイプのブログ。
大きくこの2つに分けられると思います。
私はここで最初は体験型のブログ、ネタから入るのをおすすめします。
この体験型のブログにも2段階あると思いますが、第1段階は自分の仕事や日常からネタをみつけるのが簡単な導入になります。
さらに第2段階ではその第1段階のネタをミックスさせるとよいネタに変化しやすいです。そこでミックスさせた例を挙げます。
例えば、Jimdoで【みかん】の販売をしていて、商品である【みかん】のブログを書こうとします。すると第1段階のネタでは、おいしいみかんの見分け方や、おいしいみかんの食べ方などがネタとして考えられると思います。
でも、これってどうも普通のネタの感じがします。ここで、重要なのが次の式です。
A(例 みかん)+B 自分なりの何か
ここでいう自分なりの何かというのが重要で、体験などをすることでそのネタをみつけることに繋がってきます。
体験型のブログを書くにしても、ただその対象(みかん)だけを体験してブログにしてもいま一つ個性にかけてしまい、ネタとしての魅力が弱く感じられてしまうということです。
では、その自分なりの何かとは何でしょうか?
一つには、その人自身の体験です。その人独自の視点や個性でも良いかもしれません。では、体験をどう集めるのか? 日常の仕事や生活、体験で良いのだと思います。
そこで自分なりの何かをふまえてもう一度例に戻ると、
みかんの選び方+冷凍(例 昔よく見かけたけど、今でも冷凍みかんが好きでおいしいと考えた。)
=おいしい冷凍のみかんの選び方
みかんの食べ方+ジュース(例 毎日自分でしぼりたてジュースを作るくらいとても好き)
=ジュースにしたときにおいしいみかんはどれ?
こういったネタが挙げられると思います。
初期や自信がないときなど、体験をネタやブログにするには弱いと感じることがあります。そこでもうすこし体験を強く大きくする必要があります。
そのためには体験をストックすることが必要となり、それがアクションにつながります。
アクションとは、ストックした体験を自分で行っている仕事にまずは反映させてみたり、オンラインでもオフラインでも何かのセミナーやイベントに参加することなどにつながってきます。これらの行動で体験が自分一人で完結せず、コミュニケーションやグループといった他者も関わることにより、より大きな体験につながってきます。
これらの行動がひとつのサークルになり、ネタ取り、ネタ集めにつながってきます。
さらにネタを集めブログを書けば、読者からコメントをもらったりします。実はこのコメントが重要で、コメントから次のブログのネタにつなげることもできます。コメントには読者の要望であったり、そのブログでの不明点などをコメントに書いているはずです。
構成
ネタ取りがきまれば、次は構成です。おおまかな流れはこの3つだけです。
問題提起(=現状認識)
↓
解決
↓
提案
とこの3つで構成されています。
ネタも揃った、いざブログを書こうと思った時に、人はつい書きたいことを最初に書いてしまいがちなのですが、その場合、読者の心にスッと入っていくのは難しかったりします。
まずはじめに読者にブログを読んでもらうために必要なことは、これから書く問題や現状認識に共感してもらうことです。問題提起は、今こういった問題を抱えていませんか?と提起をします。それと同時に現状はこうですよね?という認識をしてもらう必要もあります。
次にその問題を解決します。さらにこういった提案もあります。と提案をします。さらなるワンポイントアドバイスだと思っておけば良いかも知れません。これで読者はそのブログを読んだ価値があったと思ってくれるはずです。
この構成で作者が伝えたい部分は解決部分です。しかし、解決部分を読者に伝えるには、最初の問題提起で誰の何の問題なのかをしっかり書き、共感を得ることが重要になります。
以上、前編としてブログを書く前の準備段階ともいえる、ネタ取りと構成について私なりの方法を紹介しました。
書くのが億劫でなく、書きたいことが山ほどある!という方には、別のやり方があるかもしれませんが、書かなければいけないが、どうにもブログが書けないというような人にはネタは自分の経験を活かす、構成は共感から解決というシンプルなやり方さえ守れば、それなりにブログは書けるはずです。
後編は、ある程度は書けたがどうも文章がまとまらない。一回書いて終わりのブログではなく、ブログはある程度継続しないと読者もつかないし、効果も出てこない。では、どうやって継続させればよいのか? についての解決方法についてご紹介する予定です。お楽しみに。
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