Jimdo では、EU 圏内の *ジオブロッキング禁止規則などに伴い、ショップについての変更をいくつか行いました。また、今日からできる信頼性を高めるための見直しポイントについてもご紹介するので、ぜひこの機会にショップの見直しをしてみてください。
*ジオブロッキング禁止規則
サービス提供者(ウェブサイトのオーナー)とユーザー間の地理的な理由で、インターネット上の閲覧やアクセスなどが一部制限されることです。このような制限をなくすために、今年の 12 月 3 日に施行されたのが、ジオブロッキング禁止規則です。
Jimdoで行った機能変更について
ショップの仕様変更点について下記にまとめました。
1. 注文フォームの変更
配送可能な地域で「ヨーロッパ」を設定している場合、注文フォーム内の請求先選択画面で、「お届け先のオプション」としてヨーロッパ全ての国が記載される必要があります。そのため、設定したヨーロッパの国々がドロップダウンメニューで表示されるように修正されています。
2. 「送料無料」の設定時に表示される文言の変更
「配送可能な地域」で日本を登録していると、送料無料を設定した際に、商品コンテンツに「次の地域は送料無料:日本」が表示されます。
そのため、「配送可能な地域」で複数の国を設定すると、設定した国の数だけの国名が表示されます。配送ができない国が表示されているのは誤解を招くので、配送が可能な地域のみを設定しましょう。
設定の変更は、[ショップ]>[配送料]から[配送先の国・地域]からできます。
3. 「完了リスト」から注文を削除可能に変更
[編集画面]>[ショップ]>[完了リスト]から、すでに手続きが完了した注文を削除ができるようになりました。
4. フッターに利用規約が表示されるように変更
Jimdo のショップ機能以外を使ってネットショップを開いている人のために、「商品」を追加していなくても、[ショップ]>[利用規約]に文章を書いていればフッターに表示されるようになりました。
5. カート内で商品概要が表示される
商品紹介とは別で、カート内でのみ表示される概要の設定ができます。カート内で購入する商品の情報を記載することで、購入時の選び間違いなどを防ぐことができます。
6. 商品一覧ページで送料についてのリンクが設定
送料についての詳細の情報が見れるように、商品一覧ページで、送料へのリンクが設定されました。
海外へ情報や文化を発信する人が増えていく中で、海外向けのネットショップも多くなってきています。そのため、国によって送料が異なる場合は、こちらに詳細の記載をしましょう。
利用規約を見直して信頼されるショップを目指そう
Jimdo のホームページ内でネットショップを持っている人は、この機会にぜひ「利用規約/その他条件」を見直してみましょう。
例えば、EU 内で配送可能な地域とそうでない地域がある場合は、サービス規約に明記したり、配送不可の地域のユーザーから注文が入った場合、取り置きや着払いなら発送ができるなどの特別対応ができるのであれば、その旨も記載しましょう。
お客さまとの信頼関係のためにも、前もって利用規約に記載することをおすすめします。
いかがでしたか?
今回は、Jimdo で行われた細かいショップの機能変更に対して、今私たちがすべきことをお伝えしました。利用規約などを後回しにしていた場合は、この機会に見直してみても良いかもしれません。
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